プレスリリース
2024年6月17日 2024年6月14日 更新

eWeLLとシェアウィズ、e-ラーニングで 訪問看護の課題を解決するDXサービス開始 ~大阪発テックベンチャーの共創で関西経済界の発展に貢献~

在宅医療のDX支援サービス「iBow(アイボウ)」シリーズを開発・提供する株式会社eWeLL(証券コード:5038 本社:大阪市中央区 以下eWeLL)は、訪問看護ステーションで働く医療従事者の顧客エクスペリエンス向上を目的として、法定研修をe-ラーニングで受講できる訪問看護向けサービス「iBow e-Campus 訪問看護 法定研修編」(以下「iBow e-Campus」)を、オンライン学習管理システム等を開発・提供する株式会社シェアウィズ(本社:大阪市中央区 以下シェアウィズ)の「WisdomBase(ウィズダムベース)」を活用した新サービスに、2024年6月からバージョンアップいたします。

 

少子高齢化による社会課題「ハイリスク人口増加」と「医療従事者不足」の解決に向け、今年度の医療・介護ダブル報酬改定では地域医療のさらなる充実が期待されています。そしてその中心的役割を担い、限られたスタッフで多くの在宅患者をケアしている訪問看護は、改定で「質向上」に向けた研修が義務付けられました。

そこでeWeLLは「世にあるものは活用し、ないものは自ら創る」という理念に基づき、数ある企業の中から選定したシェアウィズ社のサービスを活用します。これにより、訪問看護従事者は訪問時間を削ることなく研修を実施でき、受講状況を合理的に把握できます。また、義務化された研修を厳格に管理できるので、コンプライアンスを徹底した運営が実現します。

 

2012年創業のテック企業である両社は、今後も各専門領域の技術を駆使して在宅医療と関西経済の発展に貢献してまいります。

 

 

 

■本取り組みの目的

eWeLLは「iBow e-Campus」に、研修を一元管理できて柔軟にカスタマイズできるシェアウィズのオンライン学習管理システムを取り入れることで、訪問看護師がより効率的かつ効果的に法定研修を受講でき、ステーションの円滑な運営に貢献するサービスを実現します。

 

両社は今後も、訪問看護のさらなる業務効率化と質の向上、在宅医療のDX推進に取り組んでまいります。

 

■各社コメント

【シェアウィズ 代表取締役社長CEO 辻川 友紀】

関西を代表する医療テックカンパニーであるeWeLLとの訪問看護の課題を解決する学習環境の共創を通じて、在宅医療におけるDX推進に貢献できることを嬉しく思います。

 

【eWeLL 代表取締役社長 中野 剛人】

在宅医療の重要な役割を担う訪問看護の現場負担を減らし、看護師の皆様により効率的で質の高い看護を行っていただける環境をご提供するため、シェアウィズとの共創により、訪問看護ステーションのニーズに応じた最適な学習環境を実現してまいります。

 

両社長は、在阪スタートアップ企業を支援する公益財団法人大阪産業局主催の「大阪イノベーションハブ スタートアップアクセラレーションプログラム(OSAP)」の第1期生です。大阪発テックベンチャー同士のコラボレーションで関西経済の発展に貢献し、今後も革新的なソリューションの開発と提供を目指します。

 

 

■「iBow e-Campus」の特徴

「iBow e-Campus」は訪問看護に特化した法定研修サービスです。

看護師1人1人の訪問数が売上に直結するためステーション経営にとって重要となる訪問看護において、これまでは研修のために訪問時間を削ったり訪問数を減らすことが課題となっていました。

この課題を解決し、2024年4月から全従業者への研修が義務化されたテーマ等を受講できるのが「iBow e-Campus」です。スタッフが集まることなく、e-ラーニングにて各自がスキマ時間で自由に学べ、ステーション経営にも寄与するサービスとなっています。

訪問看護の運営に欠かせない研修を全7種ご用意しています。

業務継続計画(BCP)

高齢者虐待防止

感染症予防及びまん延防止

ハラスメント対策 ほか

 

受講後には1人1人に受講証明書が自動で発行されるため、行政が行う運営指導の際にもご使用いただけます。

 

【「iBow e-Campus」サービスに関するお問い合わせ先】

株式会社eWeLL カスタマーサクセス部 「iBow e-Campus」担当
電話:0120-49-0333 ※受付時間 9時~22時(平日18時以降と土日祝は用件受付のみ)
FAX:06-6243-3344
メールアドレス:inquiry-ibow@ewell.co.jp

 

 

シェアウィズについて

シェアウィズは「知識の価値を高める」をMISSIONに掲げ、個々人が持つ知識やノウハウに価値を生み出し最大化させることを目指しています。

社名      :株式会社シェアウィズ

代表者 :代表取締役社長CEO 辻川 友紀

本社  :大阪市中央区南久宝寺町3−2−7 第一住建南久宝寺町ビル8階

設立  :2012年2月2日

事業内容:オンライン学習サービスの開発及び運営

URL  :コーポレートサイト    https://company.share-wis.com/

WisdomBase公式サイト https://wisdombase.share-wis.com/

 

■eWeLLについて
ITを活用した在宅医療の業務支援を推進。主な事業は、在宅医療を支える訪問看護ステーション向けに電子カルテ「iBow」等をサブスクリプションで提供するクラウドソフトウェア事業で、全国47都道府県で4万4千人以上の看護師等(※1)の日々の業務で活用され、20万人以上の在宅患者(※2)の療養を支えています。

社名      :株式会社eWeLL
上場市場:東京証券取引所グロース市場(証券コード:5038)
代表者   :代表取締役社長 中野 剛人(ナカノ ノリト)
本社      :大阪市中央区久太郎町4-1-3 大阪御堂筋ビル13F
設立      :2012年6月11日
事業内容:在宅医療分野における業務支援事業(訪問看護ステーション向けSaaS型業務支援ツール(電子カルテシステム「iBow」)等を提供する事業、診療報酬請求業務を代行する「iBow 事務管理代行サービス」など)
URL  :eWeLL公式サイト https://ewell.co.jp
eWeLL IR情報  https://ewell.co.jp/ir

iBow公式サイト  https://ewellibow.jp
受賞歴 :『経済産業大臣賞』 最優秀賞(第16回ニッポン新事業創出大賞)
『中小機構理事長賞』(第21回Japan Venture Awards)
『EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2023ジャパン』

 

※1 2023年12月末時点におけるiBow上で稼働中職員の看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、精神保健福祉士の総数。

※2 2023年12月末時点における発行されたiBow上の訪問看護指示書の内、有効なものの対象患者数。

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