プレスリリース
2021年4月2日 2021年5月25日 更新

【レセプトのストレス、さようなら。訪問看護の専門家が、現場を膨大な請求業務から解放し、『時間』を生み出す新サービスが登場

 

事務員採用も高価なシステムも不要。レセプト(診療報酬請求)にかかるコストを固定費ではなく変動費にする合理的な新サービスが、訪問看護の現場で起きている課題を解決し、収益性を大幅にアップさせます。

 

コロナ以降、病院から在宅への医療シフトはさらに加速化し、在宅患者へ看護ケアを提供する訪問看護は、社会的な重要性がより一層高まっています。
地域医療の重要な役割を担う訪問看護ですが、独立採算制を敷かれている訪問看護事業は経営が難しく、全国訪問看護事業協会の調査によると、年間1,376事業所が開設される一方、764事業所が廃止・休止となっています。(※1)
※1 一般社団法人 全国訪問看護事業協会「令和2年 訪問看護ステーション数調査」

 

訪問看護事業経営の難しさはそのビジネスモデルが大きく関係しています。
訪問看護は人がサービスを提供して対価を得るビジネスで、売上に対して人件費率が65.5%と非常に高い割合を占めています。(※2)
※2厚生労働省「平成29年介護サービス施設・事業所調査」に基づく推計

 

このような訪問看護事業の収益体質を改善するには、人件費をおさえることと、売上を伸ばすことが重要となりますが、そこでカギとなるのが『時間』です。
『時間』のかかっている業務を効率化すれば、残業コストなどの人件費を抑制するだけでなく、人的リソースを訪問や営業活動など売上に繋がる活動へ振り分けることが可能となるからです。

 

厚生労働省「平成29年介護サービス施設・事業所調査」によると、平均的な訪問看護ステーションは7.1人(常勤換算数)の職員で月間491訪問を行なっていると推計されます。
これは、月に20日間勤務するとして職員1人1日あたり3.4訪問に相当します。
職員の生産性を上げることで新たな『時間』を生み出し、訪問数を増やしていくことが経営改善の第一歩です。

 

訪問看護の様々な業務の中でとりわけボリュームの大きなものの一つが、月毎に行うレセプトです。レセプト業務の生産性に焦点を当てる上で理解しておきたいこととして、訪問看護事業所の売上の大部分を占める介護保険や医療保険、各種公費などへのレセプト(診療報酬請求)が極めて複雑であることが挙げられます。
レセプトは自治体ごとにルールが異なるため、業務の標準化が進んでいません。その結果、事業者は次の5つの課題を抱えています。

 

課題① 事務コストがかかる
課題② 売上が安定しない
課題③ 事務員採用が難しい
課題④ 業務の属人化
課題⑤ システム費用の増大

 

訪問看護事業者が抱えるこの5つの課題を解決するのが、訪問看護の支援企業、株式会社eWeLL(イーウェル)が提供する『iBow(アイボウ)事務管理代行サービス』です。(https://ewellibow.jp/

 

2021年1月から開始したこの新サービスは、毎月発生するレセプトの入力・確認などの膨大な事務作業を専門スタッフが代行します。
他社が提供する代行サービスとの大きな違いは、事業所側が元データの入力作業を行わなくてよいことと、返戻や請求漏れを防ぎ正確性を保つ独自の仕組みです。

 

 

■『iBow事務管理代行サービス』5つの特長
前述の5つの課題を解決する本サービスの特長は以下の通りです。

 

特長① 事務コストの適正化
レセプトを行う訪問看護職員は一つ一つのケースがどの保険のどの項目に該当するのか複雑な法制度を紐解きながら、毎月数百件~数千件程度の請求手続きを行わなければいけません。結果として、調べ物にかかる時間=人件費までも事業者は負担していました。
本サービスは件数や所要時間に関わらず報酬請求額に基づいたサブスクリプションモデルの料金体系となっているため、事務コストを固定費(事務員の給与、残業代など)ではなく変動費に変えて適正化します。

 

特長② 売上の安定
正確な請求が難しいことから、事業者は保険者から返戻を受けて当月の売上が立たないことや、知識不足による請求漏れで折角行った看護の報酬が得られないことが頻発しています。
本サービスでは経験豊富な専門スタッフが請求情報を作成しますので、返戻や請求漏れを防ぎ、毎月の売上が安定します。

 

特長③ 事務員採用が不要
レセプトのできる事務員を募集しても、専門的な知識が必要な業務で人材が少なく、採用に時間と費用がかかります。また、事務員が採用されるまでの間、看護師や管理者がレセプト業務を代行するケースが多いですが、膨大な時間と労力を要するため、看護師が本来行いたい看護を十分行えなくなりがちです。結果として現場が疲弊して離職を招く悪循環が生まれます。
ところが、レセプト業務をアウトソーシングすれば、事務員の採用は不要です。また、その予算を看護師採用に充てて訪問数を増やしたり、今雇用している事務員を他業務に注力させ、看護師の負担を減らすことが可能となります。

 

特長④ 業務の平準化
事務員を採用した事業所では、専門性の高さから事務員個人への業務依存度が高まり、レセプト業務がブラックボックスとなってしまっているケースが珍しくありません。業務の属人化は負荷の偏りを招き、事務員の離職など経営リスクとなります。
本サービスなら、レセプト業務の負荷を大幅に削減し、業務の平準化・透明化ができます。また、記録が誤っていた場合、専門スタッフが訂正した情報をお客様に共有しますので、レセプトの正しい知識を社内に蓄積し将来的に内製化することも可能です。

 

特長⑤ システム費用の圧縮
事業拡大で新たに事業所を立ち上げますと、事務コストだけでなくリモートでデータをやり取りするためのシステムやインフラの整備費用もコストとして発生します。
本サービスはクラウド型電子カルテ『iBow(アイボウ)』をご利用いただきます。『iBow』なら全事業所の事務やデータ管理を本部一括で行えますので、事務コストを削減できますし、クラウド型なのでシステム導入のコストは大幅に圧縮されます。

 

 

 

■訪問看護専用電子カルテ『iBow』
全国47都道府県1,500ステーション以上で利用されている『iBow』は、必要な機能を網羅し、誰でも簡単に使えます。簡単に使えるから、1万人以上の訪問看護師が毎日利用。
医療水準のセキュリティを備え、訪問看護のテレワーク、災害対策としても活用されています。
『iBow』は全国の訪問看護ステーションが独自に行っている煩雑な業務を、現場の理にかなった電子カルテで効率化・仕組み化し、訪問看護現場の負荷軽減と、合理的でストレスフリーな『訪問看護業務の標準化』を実現します。

 

なお、『iBow』を利用している訪問看護ステーションの事業継続状況は、全国平均に比べ69%改善されています。(※3)
※3 一般社団法人全国訪問看護事業協会調べ「訪問看護ステーション数調査結果」に基づく推計。過去2年間に開設したステーションのうち、2019年11月時点で事業を継続している割合

 

しかも、利用者様からの多数のご要望にお応えし、2021年4月1日から遂に『iBow』にレセプト機能が加わります。日々の記録から自動反映する従来にないレセプトで、入力の手間をなくし正確でストレスフリーな請求を実現します。

 

また、昨年10月から開始した訪問看護専用勤怠管理サービス『iBow KINTAI』(無料版あり)もご利用拡大中。訪問看護独特の複雑な勤務体系にシンデレラフィットし、オンコールシフト、常勤換算表の自動作成機能、直行直帰に適したGPS打刻機能など、現場を支える最新ツールです。

 

『iBow』は、訪問看護ステーションが限られたリソースの中でもサスティナブルで適正な地域医療サービスを提供できるよう、ITにより業務を効率化し、未だ標準化されていない訪問看護のスタンダードをこれからも創り続けます。

 

 

■『iBow(アイボウ)』:https://ewellibow.jp/
■『iBow KINTAI』:https://ibowkintai.jp/
■『iBow』導入に関するお問い合わせ・資料請求受付:https://ewellibow.jp/demo/
■お電話でのお問い合わせ・資料請求受付:0120-49-0333(9:00~22:00 土日祝18:00~は受付のみ)

■株式会社eWeLL:https://ewell.co.jp/
■所在地:〒541-0051 大阪府大阪市中央区備後町3-3-3 サンビル備後町9F
■TEL:06-6271-9333
■E-Mail:ibowinfo@ewell.co.jp

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