訪問看護ステーションひゅっぐりー
ステーション支援グループ マネジャー 中川 征士
緊急対応で不可欠。 どこでもアクセスできるので事務所へ行かずに情報共有ができます
訪問看護で課題に感じていることは?
訪問看護は、情報共有って正直なかなか難しいなと思ってます。基本的には、朝集まったらお昼と夕方以外はみんな出て行ってしまってるので、みんなが顔を合わす機会が結構少なくなってしまう状況があります。その辺りですごくやりにくいなって感じることはありますが、そこは電子的な端末で解消できる形にしています。
iBowは情報共有に役立っていますか?
電子カルテはどこでもアクセスできるっていうのが良いところですよね。紙になると、事務所に行かないと情報が取れないなどの課題が出てきますけれども、iPad のような持ち運べる端末は、どこからでも情報を取得できるところが非常に良い点だなって、スタッフからも声があがってます。
やっぱり訪問看護において、緊急時の対応をしていれば電子カルテは不可欠なものだと思いますし、現場目線ではそこが一番重要かなと思っています。例えば、緊急時の対応をするってなった時、夕方業務が終わった後に申し送りがあれば、スタッフみんなが電子カルテに書いてくれるんですね。緊急当番の人はその内容をまず見てから、今日は待機だなって備えてくれるので、そうすると、何かこういうことが予想されるんじゃないかみたいなところの予想がちゃんとできるんです。
また、夕方遅くまで居残って申し送りをする必要性がないので、毎日毎日夕方にみんなで集まって長い間話す必要がなくなります。
「看護の質」を向上させるのはきめ細やかな情報共有。看護の中身がしっかり見えるようにとiBowを選びました。
iBowを導入して良かったことを教えてください。
大きな課題として、「看護の質」をしっかりと表現していかなければならないというのがありまして、きめ細やかな情報共有が「看護の質」向上に重要だと考えています。
紙でやってると、あんまりきめ細やかな内容を書いてたら時間がすごくかかってしまってできないんですけれども、電子化すると結構なボリュームの情報量を蓄積することができるので、この得られる情報の量によって質を高めることはできるんですね。
看護のすごく大事な場面においては、こういう問いかけに対してこう答えましたと、会話の内容を記録することがあります。電子カルテの中で、あの時にどういう表情でこういう風に答えてたよってところがちゃんと見られることで、あの内容はこう取り扱った方がいいな、こういう情報はこう取り扱った方がいいなっていう、相手目線ですごく配慮した関わりができているなって考えています。このiBowを使う方が、看護の内容、中身がしっかり見えるようになっていく過程においては良いのではないかと考えて選択したという感じです。
みんなで同じ情報を見ながらディスカッション。スタッフの不安や思いもフォローできる仕組みになっています。
iBowに記録した情報をどのように共有していますか?
朝礼とか夕礼って、何も記録を共有せずにそのまますると、すごく長くなってしまうんですよね。それって今働き方改革を進めていく中で、非常にネックになるポイントなんです。なので、情報を事前にちゃんと取りまとめておいて、それを見てカンファレンスに参加するという形にしています。
ご利用者さんの情報を共有する中で、iBowを使いながら情報共有することがよくあります。例えば、○○さんがこうなんですよねって話が出た時に、みんながiPadを持って、みんなでその利用者さんの名前を検索して、みんなが情報を取りに行きながら、いわばみんなで同じ情報を見ながらディスカッションできるのがすごく良いところだと思っています。
情報共有って本質に迫るまで、ちょっと前置きとか準備が必要になると思うんですけれど、そこまでのプロセスが非常に早く進むのが、とても良い形になってるかなと思います。
iBowのどんな機能をよく使いますか?
情報を取捨選択する機能があるかないかって非常に大事なところだなと考えてます。
iBowの「訪問看護記録Ⅱ」は、顕著な変化があるのかないのか選択式になってまして、あると選択したものだけを一覧で閲覧できる機能があります。これはすごく助かってまして、例えば、管理者中心にミーティングをする時に、みんなが今気になってる人だけ、気になってる訪問だけを抽出して記録を閲覧できるんです。全ケースの全部の記録を見ていくとなると、かなり根気の要る大変な作業になってしまうんですけれども、気になった訪問の記録だけを抽出できるのは、非常に使いやすいと思ってます。
この方の時に困ったんですとか、この方の情報を見といてほしいんですっていう、スタッフの皆さんの不安とか何かしらの思いとか考察に対して、管理者がその情報だけを拾いに行ってフォローができるっていう風になっていて、すごく使い勝手が良いです。
紙になると、どこにどう書いてたっけみたいに探すのがすごく大変ですし、知って欲しい情報だけを通知できる仕組みになってるのは非常に使いやすいです。
iBowはどんな存在ですか?
iBowさんとはすごく長くお付き合いをさせていただきまして、何かあったら気軽に、こういう相談だったらあの人に聞いてみようくらいのレベルで、担当者さんの顔が浮かぶし、会社のカラーもよく知っているし、本当に非常に近しいパートナーシップを持っている存在だなって思ってます。
ステーション支援グループ マネジャー
中川 征士
奈良県桜井市出身。 藤田医科大学(リハビリステーション科)を卒業後、現在日本福祉大学大学院(社会福祉学)にて学位取得後研究生として在籍中。 出身地である桜井市で訪問看護事業を展開し、空き家を活用した町内会ナースステーションとして地域住民と連携しながら、元気なうちから最期の時まで自分らしく暮らせるように町内会活動を実践。
ステーション運営の
すべてを支える
訪問看護ソフト・システム
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