備えは万全ですか?訪問看護業界で取り入れるべきICTを活用した災害対策

備えは万全ですか?訪問看護業界で取り入れるべきICTを活用した災害対策

近年、台風や地震、大雨による水害などの災害情報をニュースでよく目にするようになりました。いざ災害が起こった時、どのように行動するか、災害時の業務フローのマニュアル作成など、あらかじめ準備しておくことがとても重要です。また、訪問看護業界では、災害対策の一環としてICT化が推奨されています。実際にあった災害事例を挙げながら、ICT化がどのように役立つのかをご紹介します。どのような業務フローが災害時に必要になるのでしょうか。災害時における自ステーションの対策の見直しと、ICT化することのメリットを確認していきましょう。

目次

いつ起こるかわからない自然災害

国土交通省が近年に起こった災害として報告されているものは、

  • 平成23年1月霧島山噴火
  • 平成27年9月関東・東北豪雨
  • 平成28年4月熊本地震
  • 平成28年8月台風第10号(水害など)
  • 平成29年7月九州北部豪雨
  • 平成30年7月豪雨
  • 平成30年9月台風第21号
  • 平成30年9月北海道胆振東部地震
  • 令和元年8月前線に伴う大雨
  • 令和元年9月台風第15号
  • 令和元年10月台風第19号

と、11もの事例が挙げられています。
災害大国の日本で、自然災害を未然に防ぐことは難しいかもしれません。今できる最善策として、災害が起こった場合でも冷静に対処できるように、事前にマニュアルや業務フローを決めておきましょう。

災害時にステーションで起こりうる問題

災害が起こった場合、震災や感染症等、普段の業務とは異なり様々な問題が発生します。まずは、ステーションで起こる災害時の問題や対応について確認しましょう。

  • 状況の把握が難しい
    ①電話回線がつながらない
    災害時は電話が混み合う場合があります。いざという時の通信手段確保は最優先事項です。
    ②緊急時の対応がわからない
    災害発生時は、状況によりスタッフが自宅待機をするのか、訪問は可能なのか、 近隣ステーションへの応援が必要なのか等、指示が必要です。しかし、災害時には電話回線が繋がらない場合が多くあり、 スタッフ自体の状況がわからないため指示が出せずに対応が遅れてしまいます。
  • 訪問時の情報収集ができない
    ①ステーションにカルテを保管しているため手元に情報がない
    ②利用者の優先順位がわからない
    ステーション内だけで利用者の情報を保管している場合、出社できない状況では情報収集ができません。訪問時に必要な情報が手に入らない、利用者の優先順位がわからず対応が遅れてしまう場合もあります。 また、ステーションが被災した場合、カルテの紛失やデータの破損など利用者情報の復旧が困難なケースもあります。

 

災害対策チェック項目

自ステーションの運営は災害対策に万全でしょうか?以下の項目でステーションの災害対策運営を確認してみましょう。

□利用者の情報は事務所内だけで管理している

□利用者情報のバックアップがない

□ 普段の連絡手段は携帯の通話のみ

□ 台風や地震など万が一の場合はカルテを自宅に保管している

□ 緊急時に優先する利用者の確認ができていない

□ スタッフ間での共有事項は事務所内のみで行っている

 

いかがですか?いくつ当てはまったでしょうか。
一度にシステムを見直すのは難しいかもしれません。しかし、何かあった時に「しまった。やっていなかった」では遅い場合があります。今できる対策はなるべく早急に実施していきましょう。

いざという時の対策にiBowの活用を!

iBowは災害があった際にも、安心・安全に訪問看護を行うことができます。実際にあった災害事例を挙げながら、iBowの機能を紹介します。

事例1 災害時でも必要な情報を取得できる

【災害内容】

豪雨:平成30年7月 広島県某ステーション

【状況】

市内各地で浸水、道路陥没。ライフラインが切断され、JR は 3 ヶ月間不通。訪問車・バイクが水没し使用不能に。

【iBowの活躍】

  • 車両と電話が使えない状況だったが、iBowで被災当日の朝に全利用者の安否情報を共有し、翌日から訪問ができた。
  • 紙の記録であれば、朝、ステーションへ情報を確認しに行かなければならず、夕方はまたステーションに戻って記録の必要がある。真夏であったため、長距離の悪路を自転車で移動する過酷な訪問が続いたが、iBowでどこでも記録・ 閲覧できたのでステーションに寄る必要が無く、移動が大幅に減らせた。
  • 通常であれば電話が通じないので状況が把握できないが、iBowで利用者の体調、被災状況、避難先などの詳細な最新情報を共有できた。
  • iBowは写真の登録・共有ができるので、 利用者宅の損壊度合いなど、被災状況をiPadで撮影し簡単に共有できた。。

事例2 絶対に避けたいのは利用者に感染させるリスク。「3密」排除の働き方でリスク低減

【災害内容】

コロナ:令和2年 埼玉県某ステーション

【状況】

狭いステーションの事務所に30名のスタッフが集まって、朝・夕に申し送りしていた。

【iBowの活躍】

  • iBowで直行直帰、時差出勤を実現。 どこでも閲覧・記録できるのでステーションに行かなくて良くなった。訪問先や車中で記録して直帰できるので時間効率が上がった。
  • iBowでタイムリーかつ詳細な情報共有が可能になった。以前は伝言がある場合、書き置きと日誌を回覧して共有していたが、時差出勤だといつ必要なスタッフに情報が届くかわからなかった。 iBowを導入してからは、利用者と電話で会話した内容をすべてiBowに入れることで、リアルタイムに全員で共有できるようになったので対応が後手に回らず質の高い看護を提供できるようになった
  • 重要なFAXをデータとしてファイルに取り込むことができ、どこでも閲覧できる。医師からの点滴指示書や病院からの看護サマリー等、いつでもどこでも情報共有が可能になっている。

その他、災害時にも便利な iBow 機能の紹介

  • クラウドサービスのため、地震や洪水等、災害時でもインターネット環境さえあればデータの復旧が可能です。
    ※2011年の東日本大震災では、仙台でインターネット環境が2日で復旧した地域もあります。
  • バックアップができるサーバー体制が整っています。国内の専用サーバーを使っており、通信は常に暗号化された通信によって安全に利用者のデータを守っています。
  • iBowでは利用者ごとに設定できるグループ管理機能があります。人工呼吸機を利用している利用者、一人暮らしの利用者等のグループを作成し、いざという時にはリストアップすることができます

まとめ

自然災害は人の力ではどうにもならないものがほとんどです。しかし、冒頭でも述べたように災害が多くある国だという認識を持ち、対策として災害マニュアルの作成、システムの充実、ICT化を進めることにより、災害時の業務を迅速に行うことが可能になります。利用者の管理やスタッフ自身の健康管理のことを考えると、業務のICT化はこれからの必須事項となっているのではないでしょうか。災害が起こってしまう前にできる対策から始めていきましょう。

弊社の訪問看護専用電子カルテiBowなら、災害時でも安全に情報共有をすることができ、いつでもどこからでも利用者情報を確認できます。看護師同士の伝達事項もリアルタイムでやりとりすることができ、写真共有もできるため、口頭だけでは伝わりにくい状況をすぐに伝えることが可能です。

興味のある方は、ぜひ下記のフォームよりお気軽にお問い合わせください。

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