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【訪問看護師必見】焦った時どうすればいい?対処法をご紹介!

焦った時

看護師のお悩みの中に焦りを感じるということがあります。仕事をしている中で、「焦り」を感じたことがある人はいませんか?ほとんどの看護師が仕事中に焦った経験を持っているでしょう。特に訪問看護は一人で訪問するため、焦った時も一人で対応しなければなりません。一人で何とかしなければと考えるほど、さらに焦るという経験をした人もいるのではないでしょうか。経験の少ないスタッフだけではなく、訪問看護師歴の長いスタッフも焦りを経験することはよくあります。さらに焦りは、その後の考えや行動に悪影響を及ぼすことがあります。

では「焦り」とはいったいどういう状態のことなのでしょうか?今回の記事では「焦り」についてお伝えします。また、訪問看護の現場で焦る原因と解決するための対処法についてお伝えします。さっそく今日から実践できることばかりですので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

  目次

■ 焦りの状態とは
■ 訪問看護でのよくある焦りのパターン
■ 落ち着いて対処法を考えよう
■ まとめ

 

焦りの状態とは

仕事上、焦る経験をしたことがある人は多いでしょう。そのため、「焦り」がどのような状態なのか誰でもよく分かりますよね。「焦る」を辞書で調べてみると、次の意味があります。

1 早くしなければならないと思っていらだつ。気をもむ。落ち着きを失う。気がせく
2 不意のことで動揺し、あわてる意の俗語
3 いらだって暴れる。手足をばたばたさせる

 

つまり「焦りの状態」とは、早くしなければいけないと思ったり、落ち着きを失ったりしている状態です。また、不意打ちを受けて動揺している状態ということでもあります。訪問看護師は、このような焦りの状態はよくあることでしょう。なぜなら、利用者の急変など、突発的なイベントの際に1人で対応することが多いからです。さらに、1日の訪問件数が多かったり、訪問以外の電話対応などで時間がなかったり、業務全体が忙しかったりと、常に冷静さを欠いた状態で仕事をしている状況も焦りを引き起こします。

冷静さを欠いた状態で仕事をするとどのようなことが起きるでしょうか?例えば次のようなことが想定できます。

・単純なミスを起こす
・判断が遅くなる
・効率よく仕事を進められない

このようなことは、大きなインシデントにつながる可能性があります。焦らずに仕事をすることが大事です。では、冷静に仕事をするためにはどうすればよいでしょうか?まずは、訪問看護の場ではどういう時に焦りの状態になりやすいのか考えてみましょう。

訪問看護でのよくある焦りのパターン

訪問看護の現場で、焦りをよく感じる場面について考えてみましょう。

 

 訪問時間に遅れそうな時 

訪問看護は提供票で訪問時間が決められています。その訪問時間に合わせて1日の予定を組むステーションが多いでしょう。しかし、前の訪問が予定より長くかかってしまった、道に迷ってしまった等と次の訪問に遅れそうなことってありますよね。訪問時間に遅れると、利用者を待たせてしまいます。最悪の場合、遅刻により利用者からの信頼を失う場合もあります。これは何としてでも避けなくてはいけません。ただし焦るあまり、交通事故を起こす可能性もあるので注意が必要です。

 

 予定訪問をしたら利用者の体調が悪かった時 

もともとの予定訪問をしたら、利用者の体調が悪かったなんてことはありませんか?利用者の看護計画に合わせたケアを想定して行ったら、発熱していたり、具合が悪くて食事が摂れていなかったり、予想外のことに出くわすことがあります。さらに、訪問は基本的に一人で行くことが多いので、自分一人で状態変化のアセスメントを行い、対応しなければなりません。病院であれば他の看護スタッフや医師等、連絡すれば人を集めることができますので、ここが訪問看護の大きな特徴の一つといえます。利用者の状態を改善するために頭をフル回転させますが、焦りのために適切な判断ができなくなる可能性もあるでしょう。

 

 利用者の家族にケアをずっと見られる時 

訪問看護では利用者の他に、家族が側に一緒にいることも特徴ですね。ケアの最中にずっと家族に見られ続けていると、だんだん焦ることはありませんか?例えば、点滴の針を刺す時や膀胱留置カテーテルを挿入する時に、家族にずっと見られていると緊張しますよね。いつも行っている手技なのに、見られ続けることで焦りを感じるでしょう。特に苦痛を伴うケアだと焦りを感じる可能性が高くなります。そういうケアこそ失敗することなく、落ち着いて一度で終わらせたいですよね。

 

 トイレに行くタイミングをなくした時 

訪問看護では利用者の自宅でトイレを借りることはできません。訪問の合間にコンビニや公共施設等でトイレを済ませることがほとんどです。しかし、次の訪問時間が迫っていたり、移動中にトイレを借りられる場所がなかったりとトイレに行くタイミングを逃した経験がある人も多いでしょう。さらにトイレに行けない状態陥ると、ますますトイレに行きたくなるような焦りが出てきますよね。

落ち着いて対処法を考えよう

焦りの状態になった時に一番重要なのは冷静さを取り戻すことです。上記で述べたように、焦りは冷静さを欠いた状態です。まずは冷静になり、落ち着いて対処法を考えましょう。

 

 深呼吸をして状況を客観的に把握しよう 

焦りの状態では、自分と周囲の状況を適切に判断できません。冷静さを取り戻すためには深呼吸をしましょう。深い呼吸を心がけることで副交感神経が優位になり、リラックス効果を得られます。しかし、深呼吸をしたからといってすぐに焦りの状況から脱することができるわけではありません。深呼吸をして、まずは自分が焦りの状態にあることを認識しましょう。自分が焦っていることに気がつかないままでは、周囲の状況をしっかり見ることが困難です。自分が焦っていることに気づき、次に何をすべきなのか判断できる状態を作り出すことが重要です。また、ケアをする時の焦りも、深呼吸で少しリラックスして減らせるとよいですね。

 

 予め準備を整えて対処法を準備しておこう 

看護にハプニングはつきものです。ハプニングが起こることを想定して予め準備をしておくことで、焦りを減らすことができます。例えば、利用者の疾患名や既往歴を把握しておくことでアセスメントの幅が広がり、体調不良の際に様々な可能性を検討できるでしょう。また、急変時の対応方法を知っておくことで、焦らずに対応することが可能です。急変時には救急車を呼ぶのか、まずは主治医に連絡なのか、利用者によって違います。終末期の状態で自宅での看取り希望であれば、主治医への連絡と家族への説明が優先されます。しかし、いくら事前準備をしたとしても、自分で判断できないことはたくさん起こり得ます。その時は先輩スタッフに相談するという手段もあることを覚えておきましょう。

訪問看護の経験が少ない場合は特に、先輩スタッフも気にかけてくれているはずです。相談や報告は早いほうが、先輩スタッフも速やかに対応することができます。緊急を要する事態に困った時は、迷わず先輩スタッフに連絡しましょう。その日に自分以外のスタッフの訪問予定を大まかに把握しておくと、どの先輩スタッフに連絡するかという悩みを減らすことができます。

まとめ

今回の記事では「焦り」の状態についてと、訪問看護の現場で起こり得る焦りの原因と対処法についてお伝えしました。看護師の仕事をしている限り、焦りの状態になる場面に多く出会うでしょう。それは避けられないことです。大事なことは、自分が焦りの状態にあることに気づくことです。また、状況を客観的に判断できる状態に自分を変えることも意識してみてください。そのためには深呼吸が効果的です。副交感神経を優位にし、気持ちを落ち着かせることができます。さらに様々な状況を想定して、予めできる準備は万端にしておくことも大事です。ぜひ今日から実践し、焦りの状態になっても落ち着いて業務を行えるように意識してみてください。

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