訪問看護の新しい働き方②記録をコピーって、大丈夫?

厚生労働省から「新しい生活様式」が公表されました。 

感染予防策としての「手洗い、咳エチケット等の感染対策」「『3つの密』の回避」「人との接触を8割減らすが基本になっていますが、利用者さんに提供する看護サービスは今まで通りだとしても、「訪問看護ステーション内での働き方」は少し変わってきているのではないでしょうか。 

 推奨される働き方(働き方の新しいスタイル)としては 

・テレワークやローテーション勤務 

・時差通勤でゆったり 

・オフィスはひろびろと 

・会議はオンライン 

・名刺交換はオンライン 

・対面での打ち合わせは換気とマスク 

が具体的な行動として挙げられています。 

訪問看護ステーションとしても、事務所に滞在する人数を少なくするために、訪問看護の直行直帰、時差勤務、在宅ワークなどを取り入れているところも多いと思います。 

とはいえ、訪問看護のテレワークに不安を覚える方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?そこで皆さまから寄せられたお声を元に、場面別のコラムとしてご紹介いたします。 

 

前回の記事はこちら 

訪問看護の新しい働き方 ~「これって、大丈夫?」シリーズ~ 

1.紙カルテの持ち帰りって、大丈夫? 

 

 

情報共有のため個人情報を大量にコピーって、本当に大丈夫?

直行直帰や時差出勤が増えると、スタッフ同士が毎日顔を合わせる機会は少なくなります。利用者さんの情報や申し送り事項、時にはカルテまで人数分コピーしてそれぞれが持ち歩く状態になってしまっていませんか? 

大量の個人情報の紙を家庭ゴミとして捨てるわけにもいかないし、うっかり置き忘れたりしたら漏洩も心配、そんな声が聞こえて来ています 

 

常に事務所に集まっていた時は、声かけや日々の申し送りで利用者さんや近隣のステーション、クリニックや施設の様子なども容易に情報共有できていたことに改めて気づきますね。全員が集まることがなかなかできない働き方の中では、「情報共有」をタイムリーに漏れなく行うことが最大の課題となってきます。 

今は感染予防のためだから不自由を感じている、また元のような働き方に戻れば大丈夫、と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、この新しい働き方は、これからの少子高齢社会の「働き方」にもつながっていきます。短時間勤務を含め、多様な働き方を受け入れていくことになりますので、場所や時間の制限を受け、漏洩の心配のない「タイムリーで安全な情報共有」の仕組みを、これを機会に考えていく時期なのかもしれませんね 

 

訪問看護の電子カルテには、利用者さんの情報はもちろん、ステーションのスタッフ間で連絡を取り合う仕組みもありますので、安全に情報を共有するためのツールとして導入を検討してみるのも良いと思います。

ソフトを比較する上で必ずチェックすべき7つのポインはこちら! 

 

訪問看護用の電子カルテは 

病院のサーバー室のような特別の部屋は必要ありません。 

管理するための専門のスタッフ常駐しなくて大丈夫です。 

システムベンダーさんとの難しい契約交渉もありません 

 

大掛かりなシステムではなく、データがしっかり保護されていて、自分たち以外の人が見ることができない外部のデータセンターに情報を預けておくクラウドという仕組みでできています。 

利用する側に特別な知識や技術が必要なわけではありませんし、「セキュリティも安全な情報共有のツール」として使うことができるのです。 

そして、タブレットで簡単に操作できますので、誰でも安心して使い始めることができます。 

 

<クラウドサービスイメージ図> 

 これからの「働き方」として、在宅ワークや短時間勤務、時差勤務などが増えてくることが考えられます。 

また、オンライン診療の補助なども訪問看護師に求められるようになってきますし、新型コロナウイルス感染症対策の一つとして、オンライン訪問看護(電話による病状確認や療養指導等)も一定の条件があますが、認められました。 

IT導入補助金2021」など新型コロナ対策でテレワークの導入事業者を優先支援もされています。
今がチャンスという気持ちを持っていただき、ぜひこの機会にICT化について考えてみるのも良いタイミングではないでしょうか。

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YouTube「訪問看護のテレワークセミナー」

訪問看護のテレワークを可能とするサービスを提供しているeWeLLは、『訪問看護におけるテレワーク』についてのマニュアルをご用意いたしました。働き方改革の一つとして『訪問看護のテレワーク』について、必要な準備物や運用方法などをおまとめしたマニュアルとなります。ステーション内部・外部との情報共有の方法や、「密」を避けるためステーションへの立ち寄りを最小限にする新しい働き方に、ぜひ活用ください。

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 訪問看護の新しい働き方 ~「これって、大丈夫?」シリーズ~ はこちらから! 

1.紙カルテの持ち帰りって、大丈夫?
2.記録をコピーって、大丈夫?

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