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面接でミスマッチを防ぐ!訪問看護でより良い人材を採用する方法

お役立ちサムネイル面接でミスマッチを防ぐ

「新しく採用した看護師がすぐに辞めてしまった…。」そんな経験を訪問看護ステーションの管理者の皆さまなら経験したことがあるでしょう。それは、もしかしたら採用の段階でミスマッチが起きているのかもしれません。ミスマッチが起きると、早期の離職や当事者自身のパフォーマンスはもちろん、一緒に働く訪問看護師のパフォーマンスまでも下がってしまう可能性があります。そこで今回は、ミスマッチによる弊害とミスマッチを防止する方法をまとめました。

 

  目次

■ ミスマッチはなぜ起こる?起こりやすい内容を確認しよう
■ 応募者だけじゃない!ミスマッチで起こる採用側のデメリットを知ろう
■ 採用のミスマッチを減らす!原因と対策
■ ミスマッチを防ぐために(1)面接で必要なこと
■ ミスマッチを防ぐために(2)入職後のフォロー
■ まとめ

 

ミスマッチはなぜ起こる?起こりやすい内容を確認しよう

入職する前に聞いていた話と違うというのは、どの職種や組織でもあるものですが、程度を越えてしまうと信頼関係を築けなくなってしまいます。そのため、まずはミスマッチが起こりやすい内容についてまとめました。

 

 仕事の内容 

まず挙げられるのが、面接の際に聞いていた話と、実際に現場で行う仕事に違いがあることです。例えば、ゆっくりと一人一人の利用者に関われると思って入職したものの、1日の訪問件数が多く、時間に追われていて、利用者と関わる時間が持てないなどもミスマッチが起こったといえます。

 

 職場の人間関係 

職場の人間関係についてもミスマッチは起こりえます。例えば、「職場の人間関係は良好です」と聞いていたのに入ってみるとあまり交流もなく、逆に気を遣ってしまう状況もあるでしょう。訪問看護は基本的に1人で訪問をするため、訪問看護師が揃うのは朝と昼休憩、仕事が終わった後だけです。そのため、コミュニケーションをとる機会が少なく、打ち解けるには時間がかかってしまうこともあります。

 

 労働時間や労働環境などの労働条件 

労働条件もミスマッチが起こりやすい項目です。例えば土日休みで、残業はないとの話だったのに、入職してみると持ち帰りの仕事があったり、土日も書類を書かなければならなかったりと、実際に働いてみて気付く労働条件に不満を持つ人もいるでしょう。また、カルテが手書きである場合や、看護以外の事務作業を訪問看護師が行っている場合は、それらに時間や労力をとられてしまい、肝心な看護を行うことができずに不満が溜まっていくケースもあります。

応募者だけじゃない!ミスマッチで起こる採用側のデメリットを知ろう

ミスマッチは応募者だけでなく、採用側にもデメリットがあります。

 

 コストが無駄になる 

採用した訪問看護師が退職してしまうと、面接や教育に要した時間とコストが無駄になってしまいます。また、新たな人材を入職させるために更にコストをかけなければならなくなります。

 

 労力が増える 

「ミスマッチが起こった」と感じた訪問看護師の仕事へのモチベーションは低くなってしまうかもしれません。そうなってしまうと、他の訪問看護師との不和や利用者からのクレームなどに繋がることも考えられます。せっかく訪問看護師を雇えても、職場や利用者間との調整などで、かえって労力が増えてしまうという状況になりかねません。

採用のミスマッチを減らす!原因と対策

ミスマッチは認識のずれから生じることがほとんどです。そのため、原因をしっかりと考えたうえで対策を行えば、少なくしていくことができます。

 

 実際の仕事とイメージとのずれ 

訪問看護の経験がない看護師の場合は、訪問看護師に抱いているイメージと実際の仕事内容について、相違がないかは確認していかなければなりません。これまでにお伝えした通り実際に働く段階になって、ミスマッチがあったことに気付くのでは遅すぎます。
面接の段階で、本人の訪問看護へのイメージと実際の現場の状況をすり合わせていくことで、ミスマッチは減っていくでしょう。

 

 採用基準を明確に決めていない 

ステーション側が、雇用したい人物像を明確に決めていないことでもミスマッチは起こります。基準が明確でないと、どうしてもこれまでの成果や実績などでその人物を判断しがちです。しかし、どんなに実績がある人物でも、ステーション側の理念や風土に合わなければ、その実力を生かせないでしょう。訪問看護でいえば、仕事への責任感やコミュニケーション能力、安全な医療行為ができるなど、多くの必要なスキルがあります。それらのどこに重きを置いて人材を獲得していくかは、しっかりと考えておく必要があります。

 

 入職後のフォロー不足 

採用後のフォローがない状況は、信頼関係をつくるうえでも弊害となります。どんなに説明を尽くしても、実際に働いてみると聞いていた話と違うことは多々あるのが一般的です。対策としては、オリエンテーションや研修、メンター制度などを活用し、入職した後も支援していく姿勢を見せることが大切です。

ミスマッチを防ぐために(1)面接で必要なこと

ミスマッチを防ぐには、面接で訪問看護師と雇用したい人物像が合致するかを判断しなければなりません。しかし、面接に長い時間をかけることはできないため、伝える内容と確認する内容を精査して面接に臨むことが望ましいです。

 

 仕事へのイメージと実態をすり合わせる 

これまでにも何度かお伝えしましたが、応募してきている人が訪問看護にどのような仕事内容をイメージしていて、何を目的としているのかを見極めなければなりません。志望動機や志望理由、入職後の目標を聞き、実際の仕事内容とずれがないかを確認します。必要であればデメリットや欠点となり得る情報も伝えていきます。デメリットを隠して採用したとしても、結果的に本人のモチベーションが下がってしまえば、組織にとっても本人にとっても良い結果にはなりません。

 

 組織に馴染めるかどうかを見る 

経歴や成果はとても重要なものですが、先にもお伝えした通り、訪問看護においては理念や組織の雰囲気に合った人物を雇うことをおすすめします。どんなに優秀な人材でも、自分に合わない職場ではパフォーマンスが落ちてしまい、力を発揮できません。本人へのヒアリングの中で、適性や得意なことなどを把握し、職場で十分に働いていけるか判断していく必要があります。

ミスマッチを防ぐために(2)入職後のフォロー

ミスマッチの原因と対策の部分でもお伝えした通り、入職後のフォローはとても大切です。仮にミスマッチがあったとしても、フォロー体制がしっかりしていれば、大きな問題にはなりにくいでしょう。

 

 入職後も相談できる環境づくり 

入職後はオリエンテーションやメンター制度、定期的な面談を通して相談しやすい環境をつくりましょう。実際の仕事とのギャップがあったとしても相談できる環境があれば、結果として本人のモチベーションを保つことができます。

 

 次回の採用に生かすための聞き取り 

次回の採用に生かすため、訪問看護師から入職前と入職後での、イメージの相違や認識のずれを聞いていくことも重要です。それにより、今後の面接でどのようなことに注意していけば良いかを考えられます。

まとめ

今回は、採用時のミスマッチが起こる原因やミスマッチを防ぐために行うことをまとめました。いかがでしたでしょうか。繰り返しになりますが、ミスマッチは組織にとっても本人にとっても、デメリットしかありません。しかし、ミスマッチが起こる原因と対策をしっかりと把握しておけば、事前に防ぐことができます。

また、良い人材を迎えるには環境づくりも大切です。訪問看護でも時短勤務やテレワークなど柔軟な働き方を導入することで採用の幅を広げることができます。ニーズに合った働き方を提供できるようにICTを活用して働きやすい職場環境を作りましょう。
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