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新規開設時の資金計画

訪問看護ステーションの経営コラム、
2018年最後のテーマは訪問看護の新規開設時の資金計画 です。
来年に向けて開設・開業を検討している経営者様、管理者様必見です!

【過去の記事】
シリーズ① 情報提供療養費について
シリーズ② 介護保険施設への訪問看護
シリーズ③ 利用者獲得のための営業戦略
シリーズ④ 訪問単価と訪問件数 経営管理指標の考え方Part1
シリーズ⑤ 看護師のパフォーマンス評価 経営管理指標の考え方Part2
シリーズ⑥ 収支構造と損益分岐点

1.資金計画とは

熱い想いを持って訪問看護ステーションの開設を決心したとしても、その思いと看護師のライセンスだけでは訪問看護ステーションを立ち上げて経営していくことはできません。
まずは新規開設に必要な手続きを行わなくてはなりませんし、そのためにかかる費用を用意しなくては先に進めません。

その事業を行うにあたり、最初にどれだけのお金が必要で、その後どれくらいの収入が見込めて、どれくらいの費用がかかるのかを考えていくことを資金計画と言います。

新規開設時に考える資金計画としては
1. 初めにいくらかかるのか(投資計画)
2. 月に何件くらいの訪問ができるようになるのか(売上計画)
3. 必要な費用を支払った後、どれくらい残るのか(損益計画)
4. 借りたお金をどのように返すのか(返済計画)
を考えておく必要があります。

2.スタートアップ時に考えること

「まず初めにいくらかかるのか」
ですが、開設にかかる事務手数料はもちろんですね。
そしてステーションを開設する場所(事務所)を借りる家賃、採用する看護師の給与、訪問手段(車や自転車)の購入費なども必要です。
細かく考えていくと、事務所の机やコピー機、パソコン、ユニフォームや名刺などなど、訪問看護ステーションを始める前に揃えておく必要があるものはいろいろあります。そのためにいくら必要かを考えて、手持ちに資金で足りるか、足りなければどのように調達するかを考えておく必要があります。
さらに、訪問看護を始めてからも、月に何件訪問できるかで、収入が決まりますから、具体的な収支も考えていくことになります。

【参考記事】 訪問看護の経営シリーズ⑥ 収支構造と損益分岐点

3.必要な経費の準備と安定までの計画を

訪問看護ステーションを新規で立ち上げる場合、初めから十分な利用者を獲得することは難しいです。少しずつ利用者を増やしていって、収入を安定させていく計画を立てていくことになります。
それでも事務所の家賃や看護師さんの給与は毎月支払わなくてはなりませんから、単月での黒字になるまでには少し時間がかかります。そのようなスタートアップ時の資金計画をしっかり立てて、目標を持って立ち上げ期を過ごすことで、持続可能な訪問看護ステーションを作っていくことができるでしょう。

 

 

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