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レセプト請求を乗り切ろう!訪問看護療養費の仕組み

訪問看護療養費

訪問看護療養費は、どのように訪問看護ステーションに支払われるか知っていますか?サービスを実施することで利用者から訪問看護ステーションに支払われますが、その支払いは全体の一部でしかなく、残りの支払いは審査支払機関から支払われます。また、支払われる金額も一律ではなく、サービス内容によって異なり、請求するためには、実施したサービス内容から算定したレセプトが必要になります。訪問看護師の仕事には訪問看護療養費の請求も含まれており、正しいレセプトを作るためには、仕組みを理解する必要があるでしょう。今回は訪問看護療養費の内訳や支払われるまでの流れ等、訪問看護療養費の仕組みについて解説します。

訪問看護療養費の仕組み以外にもiBowお役立ち情報ではレセプト請求に役立つ、制度や加算についての記事をご紹介しています。他の記事と合わせてレセプト請求時の参考にしてください!

 

  目次

■ 訪問看護療養費とは
■ 訪問看護療養費の仕組み
■ 訪問看護療養費の構成・内訳
■ 訪問看護専用の電子カルテ『iBow』を使うと業務の効率化ができる!
■ まとめ

 

訪問看護療養費とは

訪問看護療養費とは、訪問看護ステーションが請求できる費用のことです。内容は訪問看護のサービスですが、商品の購入と大体は同じと考えて良いです。サービスを商品として提供しています。ですが、一般的な売買とは違い、利用者は全額支払いません。厚生労働大臣が定める基準にしたがって、1割~3割の金額を基本利用料として利用者に請求し、残りの7割~9割を利用者が加入する健康保険に応じて、審査支払機関へ請求します。病院にお世話になった際、医療費が本来の金額から1割~3割負担で支払えるのと、同じ制度といえるでしょう。レセプトは、利用者が支払うはずだった請求を、審査支払機関に請求するために作成します。

訪問看護療養費の仕組み

訪問看護の請求は、利用者が1割~3割、審査支払機関が残りの7割~9割を訪問看護ステーションへ支払いますが、ほかにも、利用者と審査支払機関のつなぎ役として、健康保険組合や後期高齢者医療広域連合等が関わってきます。利用者は保険料を健康保険組合に支払い、健康保険組合は保険料に応じた支払いを審査支払機関に委託することで、訪問看護ステーションに訪問看護療養費を支払っているわけです。健康保険は誰もが加入することから義務のようにも考えられますが、実際には、がん保険や火災保険等と同じ加入式の保険になります。療養費の支払いの際に健康保険の医療サービスという現物で支払うことから、訪問看護療養費の支払いのことは現物給付とも呼ばれています。

利用者と支払審査機関からの支払いが、訪問看護ステーションに入金されるまでの流れを、大まかに説明します。

1:訪問看護サービスを利用者に提供
2:サービスに対する訪問看護療養費の請求が利用者に発生
3:訪問看護師が実施した内容に対する請求書(レセプト)を発行
4:訪問看護ステーションが利用者と支払審査機関へ提出
5:訪問看護ステーションへ、利用者は銀行振り込み等によって支払い、支払審査機関はレセプト審査の後に銀行振り込みによって支払う
6:利用者と支払審査機関からの支払いをもって、訪問看護療養費の支払いは終了

また、訪問看護療養費は1ヶ月単位で集計・請求されます。1回ごとの支払いではありませんので注意してください。利用者からの振り込みは訪問看護ステーションが支払期日を指定し、支払審査機関からの支払いは、レセプトを提出した翌々月に入金されます。

訪問看護療養費の構成・内訳

訪問看護療養費と一言でいっても、その内訳は、訪問看護基本療養費や訪問看護管理療養費等、様々な費用を合算して算出されています。また、利用者に提供したサービスに応じた療養費の種類、それに対する加算の算定があり、訪問看護療養費の算出は複雑といえるでしょう。ですが、間違った算出は審査支払機関から返戻されるほか、なにより訪問看護ステーションの損失に繋がります。きちんとしたレセプトを仕上げるためにも、訪問看護療養費の構成や内訳を知っておくことは大切です。

 

訪問看護療養費

訪問看護療養費は、主に4項目から成り立ちます。

・訪問看護基本療養費
・訪問看護管理療養費
・訪問看護情報提供療養費
・訪問看護ターミナルケア療養費

ただ、訪問看護情報提供療養費と訪問看護ターミナルケア療養費は必ず算定されるわけではありません。特に訪問看護ターミナルケア療養費は終末期の利用者に対して訪問看護をした場合に請求できる等、訪問看護情報提供療養費と訪問看護ターミナルケア療養費にはそれぞれ算定の要件があります。基本的な訪問看護の場合は、訪問看護基本療養費と訪問看護管理療養費を請求すると考えてください。また、訪問看護基本療養費は、精神科から交付される精神科訪問看護基本療養費になる場合もあります。訪問看護基本療養費と精神科訪問看護基本療養費は一緒には請求しませんので注意してください。

訪問看護専用の電子カルテ『iBow』を使うと業務の効率化ができる!

訪問看護には多くの複雑な算定方法があり、算定に関わる利用者の訪問目的や時間、内容を全て把握することは困難でしょう。しかし訪問看護専用の電子カルテ『iBow』を導入すると一気に解決できます!

iBowなら、訪問看護記録書Ⅱを作成することで、自動的にレセプト情報として訪問実績が反映されるため、「記録書と実績の突合」「予実管理」「指示書確認」「保険書確認」の業務がなくなり、いままで月初に集中して行われていた情報収集作業や、何度も行う多重の確認業務を大きく削減することができます。
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また、iBowのカスタマーサポートは訪問看護のあらゆることに精通したスペシャリストがそろっています。システムのことはもちろん、加算などの制度まで、皆様の疑問や不安を⼀緒に解決します!
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まとめ

訪問看護療養費と一言でいっても、その内訳は複雑で、実施したサービスによって請求金額も変化します。レセプトの作成は業務内容に必須の作業であり、訪問看護師として働く以上、算定要件は知っておく必要があるでしょう。サービス内容が変わっても対応できるよう、制度や算定要件等は、理解しておきましょう。

iBowなら、訪問看護記録書Ⅱを日々正しく記録するだけで、自動的にレセプト情報として反映されるため、月初に何度も行う多重の確認業務が短縮できます。また、日々の記録がレセプトだけでなく各帳票と連動しているので、転記の必要がありません。レセプトに関わるスタッフだけでなく、看護師スタッフの業務負担を軽減できるので、その結果、訪問看護業務に専念でき、より良い看護を提供できるでしょう。訪問看護ステーションの業務負担を軽減したい方は導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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 レセプト請求を乗り切ろう!制度・加算シリーズ 

訪問看護は医療保険と介護保険の知識が必要ですが、その両方を理解するのは難しいですよね。制度が複雑なため、毎月のレセプト業務に頭を抱えている現場のスタッフも多いのではないのでしょうか。iBowお役立ち情報では訪問看護で役立つ、制度や加算についてご紹介しています。加算や制度に困ったときはこちらの記事もおすすめです。ぜひ、合わせて読んでみてください!

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